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産院施設の種類ってどれくらいある?選ぶポイントは?
どうも、3児ママのおつまです。
妊娠がわかったら早めに決めたいのが産院です。
しかし、産院といってもその施設の種類はさまざま。
そこで、産院選びの前にどのような産院施設があるのか見ていきましょう。
産院施設の種類
現在の日本にはさまざまな出産場所(施設)があります。
出産に関して特にリスクがない場合は、自由に出産場所を選択することができます。
また、施設によってお産に対する考え方や、技術・経験・設備などに大きな差があるということは頭に入れておきましょう。
自分に合った参院を見つけるためにも、まずはどんな施設があるのかを知っておく必要があります。
助産院
助産院は助産所とも呼ばれ、助産師が分娩の手伝いや、妊婦・新生児への保健指導を行うところです。
助産院は医療法で「管理者が助産師であること」「同時に10人以上の妊婦・産婦・経産婦を入所させてはならない」と定められています。
助産院の説明をするとこんな感じです。
- 助産師(資格有)が開設
- 一切の医療行為ができない
- フリースタイルで出産できる
- 一部の助産院では妊婦健診は提携している医療施設
- ベッド数は10床未満
- 産後のアフターケアが充実
助産院は昔ながらの自然分娩をしたい人に人気で、分娩台はなく、布団を敷いてのフリースタイル(妊婦さんが出産しやすい態勢)で出産に臨むことができます。
しかし、医師がいないので一切の医療行為を行うことができません。
出産時に医療行為が必要な事態が起こった場合は、提携している産婦人科などの医療機関で行うことになります。
医師のいない助産院では、入所するのにも条件があります。
助産院を利用するための条件
- 多胎妊娠(双子など)でないこと
- 過去に帝王切開の経験がないこと
- 妊娠経過に異常がないこと
- 胎児に異常がないこと
- 逆子ではないこと
- 過去または現在、子宮に異常や手術歴がないこと
- 羊水に異常がないこと
- 喘息・甲状腺異常などの合併症がないこと
- 胎盤の位置に問題がないこと
- 血液型がRh(-)でないこと
- B型肝炎・C型肝炎・HIVなどの感染症がないこと
基本的には上記の条件をクリアできれば助産院で出産することができます。
助産院では医療行為を必要とするリスクがある場合のみ入所できませんという条件ばかりなので、通常妊娠で母体に持病等がない限りは利用することができますよ!
しかし細かい条件は助産院によって違い、肥満や35歳以上の高齢出産の場合はNGなどのところもあります。
詳細は利用したい助産院に聞いておきましょう。
産婦人科・医院
身長科目を産科・婦人科に限定している医療機関です。
地域に根強いので、多くの方は産婦人科病院または医院での出産を選んでいます。
私も3人とも産婦人科医院です!
- 病院の場合はベッド数が20床以上
- 医院の場合はベッド数が20床未満
- 分娩スタイルなどは医院によりけり
- 方針が医師に左右される
- 助産師が主導の場合が多い
- 医師やスタッフは少ない
- ママ教室などがあり初産でも心強い
個人医院は院長の考え方や方針が強く出るため、医院ごとに全然違う印象を受けます。
なので自分の希望する出産プランに沿う・沿わないがハッキリします。
助産師が主導のところが多く、産科以外の医療処置が必要になる緊急時などは提携している総合病院での対応となる場合も。
医師やスタッフの数が少ないので、親しみを覚えやすいうえに、初診から産後まで同じ担当医に見てもらうことができる場合が多いので、妊婦さんにとっては安心できます。
総合病院
総合病院はほとんどの診療科が揃っている病院です。(大学病院も含まれます)
- ベッド数は100床以上
- 医師が多い
- 設備が整っている
- 緊急時も速やかに対応可能
- 待ち時間が長く診察が短い
総合病院では小児科などもあるため、合併症があってもすぐに対応してくれます。
設備も整っているので、万が一のリスクを考えても対応の遅れなどの心配はグンっと低くなります。
しかし、医師が多いので毎回検診の時に同じ先生に見てもらうのが難しいです。
また、患者さんの数も多いため、待ち時間が長く診察が短いという妊婦さんにとっては負担となるデメリットもあります。
大学病院などでは研修生が分娩に立ち会うことも。
知人は総合病院で出産したのですが、産後の処置が研修生か新人だったらしく、縫い目もガタガタで痛い思いをしたと言っていました。
処置医師が選べないのはママにとっては不安要素の一つだと思います。
産院を選ぶポイントは?
産院といってもさまざまです。
それぞれの医院にメリット・デメリットがあり、その病院によって方針などもバラバラです。
ここで最後に選ぶポイントを個人的観点でですがお伝えします。
もっと詳しく!って方はこちらをどうぞ。
- 家から産院までの距離
- 待ち時間の長さや診察の丁寧さ
- 助産院、産婦人科医院・病院の場合は提携している病院先はどこなのか
- 入院中の食事
- 大部屋か個室か
- 産後授乳室での授乳なのか母子同室なのか
- 産後のシャワーやその他サービス
個人的には産後の母子同室や、シャワーなどのサービスは結構大事だと思っています。
私が利用した産院では、産後3日間くらいはシャワー禁止でしたが、授乳は時間で授乳室+夜間は助産師さんが授乳をしてくれる(完母の人以外)だったので体を休める時間はたくさんありました。
おむつ交換も沐浴も、最後の1日以外は全部助産師さんがやってくれます。
洗髪したい〜!!と最初は毎日思っていましたが、産後の体をゆっくりと休ませてもらえる医院でよかったと思っています。
家に帰ればもう休むことできないですから。笑
私の妹は違う産院でしたが、産後すぐに洗髪を毎日してくれたりとサービスが充実、しかし母子同室なのと初産の時は初めてのことだらけでゆっくり睡眠を取ったりという時間はほぼなかったそうです。
このように産院によって産後の過ごし方なども全然違うので、自分の希望するプランというのはしっかりと決めておいた方がいいです。
そして妊娠がわかったら医院の特徴を早めに調べておきましょう。
妊活中に調べるのもいいですね。
周りの経産婦さんから医院の情報を集めたり、口コミなどで判断するのもいいと思います。
個人的にはいろいろと相談しやすく助産師や担当医との距離が近い産婦人科医院をおすすめします。
全部の病院を調べるのは大変ですが、できるだけ自分の出産プランに近いところを選んでくださいね!
それではまた。
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