妊娠中の体重管理ってどうやればいい?体重増加の目安と管理方法

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おつま

どうも、3児ママのおつまです。

今回は妊娠中の体重管理についてお話しします。

お恥ずかしながら、私は3度の妊娠生活の中で、次男・長女の時と2度も体重が増えすぎて産院の先生にかなり怒られてしまいました。笑

体重管理ができていないと「いざ出産!」ってときにリスクを伴うこともあるので、教えられたことをお伝えします。

目次

どうして体重管理が必要なのか

妊娠中って太るの当たり前じゃないですか?

二人分の栄養が必要なわけだし、お腹にいる赤ちゃんはどんどん大きくなっていくわけで。

でも、体重が増えすぎてしまうと【難産】の原因やざまざまなトラブルを引き起こしてしまうんです。

しかし、元気な赤ちゃんを産んで、産後すぐから赤ちゃんにおっぱいをあげるためには、ある程度の脂肪の蓄えは必要になってきます。

いや、言ってること難しくない?

おつま

ほんとにそう思いますよね。
増やしすぎるな、でもある程度は増やせよと。

そこで重要になってくるのが「体重管理」です。

妊娠中に太りやすいのはなぜ?

妊娠すると、女性のからだは赤ちゃんへ送る栄養分・分娩に必要なエネルギー・産後の授乳の準備のためのホルモンが作用して、脂肪が蓄積されやすくなるからです。

さらに、妊娠中は運動不足になりやすいうえに、ホルモンの影響で食欲が旺盛になり、過剰に体重が増えてしまうことがあります。

  • ホルモンの影響で脂肪を溜めやすい体質に
  • ホルモンの影響で食欲が旺盛に
  • 激しい運動の禁止・つわりなどで運動不足になりがち

出産に向けて、からだは妊娠初期の段階から準備を始めています。

そのため太りやすい体質に変化しているというわけです。

おつま

からだがそうやってるんだから、太るの仕方ないですよね?

過剰な体重増加はさまざまなトラブルの原因に

からだは出産に向けて太りやすい体質になるのですが、ここで体重管理を怠ると、さまざまなトラブルの可能性が出てきてしまうんです。

太りすぎるとどうなるのか

妊娠中に体重が増えすぎると【妊娠高血圧症候群】【妊娠糖尿病】のリスクが高くなります。

また、出産時にもリスクを伴う可能性も。

  • 微弱陣痛
  • 赤ちゃんが大きくなりすぎる
  • 産道に脂肪がついて産道が狭くなる

これらの結果、難産になりやすくなってしまうんです。

痩せすぎるとどうなるのか

太りすぎるとママの病気に繋がったり、出産が難しくなる可能性があるのはわかりましたが、逆に痩せすぎるとどうなるのでしょうか。

妊娠前から太りにくい体質の人は、妊娠中でも痩せすぎ妊婦さんになってしまう場合があります。

痩せすぎ妊婦さんの場合、お腹の赤ちゃんに十分な栄養を与えられず「低出生体重児」が生まれる可能性が高くなります。

低出生体重で生まれた子は将来、肥満や糖尿病などの「生活習慣病」になりやすいことがわかってきています。

おつま

妊娠中の太りすぎ、痩せすぎ共に母子に影響を及ぼす可能性があるってことなんですね。

妊娠中の体重増加の目安は7〜12kg

体重の増加の内訳というものがあり、それはだいたいこんな感じです。

赤ちゃんの重さ約3kg
胎盤の重さ約500g
羊水の重さ約500g
子宮・乳房・血液・水分・脂肪の増加約3〜8kg
合計約7〜12kg
妊婦の体重増加の内訳

体重の増加の目安は、妊婦さんの妊娠前の体重によって変わりますが、標準体重の人での目安が7〜12kgと言われています。

痩せ気味の人は皮下脂肪をつける必要があるので、9〜12kgの増加が必要です。

妊娠16週からは週に1回の体重測定を

体重管理の基本はこまめに体重測定をして、自分の体重を目で見て管理することです。

つわりが終わり、安定期に入る頃にはつわりの反動で急に食欲旺盛になることもあります。

なので、つわりが終わって安定期に入る頃(妊娠中期)から本格的に体重管理を始め、週に1回は必ず体重測定をする習慣を身につけるようにしましょう。

1ヶ月の体重増加上限は1〜1.5kg

1週間あたりの体重増加の目安は200〜300gほどで、1ヶ月の体重増加の上限は1〜1.5kgです。

週に500g以上、1ヶ月に2kg以上急激に増えた場合は、妊娠高血圧症候群を発症するリスクがあるため、カロリー制限を徹底するように産科医師からも注意されています。

程度な体重増加量を目安に、体重測定の際に目安をオーバーしている場合は、食事の内容の見直しや間食を控えるようにしましょう。

おつま

母はお腹が空いたらきゅうりを1本丸かじりしていたそうです。

自分の適性体重を計算してみる

体形を判断するために活用されている「BMI(ボディ・マス・インデックス=肥満指数の判定式)」で自分の適性増加体重を計算してみましょう。

BMIの計算式

(妊娠前の体重)÷(身長m×身長m)=(BMI)

例)身長160cmで体重が50kgの場合

(50)÷(1.6×1.6)=(19.5)←BMI

  • BMIが18.5未満の場合は痩せ気味
  • BMIが18.5以上25.0未満は標準
  • BMIが20.5以上の場合は肥満

となります。

肥満だった場合は、医師と相談しながら体重管理を進めていくようにしましょう。

【量より質】の食事と【適度な運動】を心がける

妊娠中の体重管理のポイントは、食生活の見直しと適度な運動です。

高カロリーなものや甘いものは控えて、野菜を中心とした栄養バランスの良い食事を摂るように心がけましょう。

そうすることでカロリーを抑えられ、ビタミン類も多く摂ることができます。

足りない鉄分やカルシウムなどは、妊娠用のサプリなどで補っても◎。

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感想(1件)

妊娠経過に異常や問題がなく、安静などの指示が出ていない場合は、適度な運動も必要です。

手軽にできるエクササイズやウォーキング、マタニティヨガなどを妊娠中期から取り入れて体を動かすようにしましょう。

体重管理の10ヶ条

最後に、体重管理のための10ヶ条を紹介します。

体重管理の10ヶ条
  • 週に1回の体重チェック
  • 1週間に300g以上体重を増やさない
  • 食事はバランスの良いものを
  • よく噛んでゆっくり食べる
  • 寝る3時間前は何も食べないようにする
  • 糖分・塩分・脂肪分を控える
  • 1日に食べたものを記録する
  • お菓子・市販品・外食はやめる
  • 体が重くても動く・歩く・家事をする
  • 赤ちゃんがいるからと2人分食べない

ダイエットでもすんの?って感じの内容ですが、妊娠中の過剰な体重増加は普段と違いさまざまなリスクにつながることになります。

ぜひこの【体重管理10ヶ条】を意識して、体重管理に励んでみてください。

母子共に健康な出産を迎えるためにも、ママの頑張りどきですよ!

それではまた。

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