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幼稚園と保育園の違いって何?それぞれの特徴・メリット・デメリットを比較!
どうも、3児ママのおつま(@otsuma_cm)です。
【幼稚園=教育中心&保育時間が短い】【保育園=生活中心&保育時間が長い】というイメージがある幼稚園と保育園。
ですが最近では共働き世帯が圧倒的に増えたことにより、保育園でも「教育」を進んで取り入れるようになったり、幼稚園にも「延長保育」を行うところが増えて差がなくなってきたように感じます。
それでは具体的に何が違うのでしょうか?
今回は幼稚園と保育園の違いについて詳しく解説していきます。
幼稚園・保育園とは
まずは幼稚園と保育園のことをざっくりと説明しますね!
(おまけで認定こども園も)
幼稚園はこんなところ
満3歳から小学校修学までの幼児を教育し、年齢に相応しい適切な環境を整え、心身の発達を助長するための教育施設。
満3歳以上の子どもたちが、自分の意思や判断で行動しながら環境に関わる中で、幼児期に必要なことを学んでいくのが幼稚園ということです。
園バスや給食などのサービスは、私立・公立または園によって違い、3年もしくは2年保育が一般的です。
保育園はこんなところ
保護者が働いているなどのなんらかの理由によって保育を必要とする児童を預かり、保育することを目的とする移動福祉施設。
保育園は共働きなどの理由で日中の保育ができない保護者に代わって保育をしてくれる施設です。
0歳からが対象で「食事」「排泄」「昼寝」などの生活要素が多いのが特徴です。
認定こども園はこんなところ
認定こども園は、日本の幼稚園及び保育所等における小学校就学前の子供に対する保育及び教育並びに庇護者に対する子育て支援の総合的な提供を行う施設であり、都道府県知事が条例に基づき認定する。
2006年に制度化され、0〜2歳児は従来の保育園と同じ保育が受けられ、3〜5歳児は幼児教育を受けられと、幼児教育と保育の両方の機能を併せ持った施設です。
保育園+幼稚園=認定こども園みたいな感じですね!
幼稚園と保育園の違いは?
- 所轄
- 目的
- 対象
- 保育時間
- 手続き
- 費用
幼稚園と保育園ではこの6つの内容が異なります。
というわけでそれぞれを見てみましょう。
幼稚園の場合
- 【所轄】文部科学省
- 【目的】幼児を保育し、適した環境を与え、幼児の心身の発達を助長すること
- 【対象】満3歳〜就学前
- 【保育時間】4時間程度
- 【手続き】園に直接行う
- 【費用】新制度に入っている園は原則として自治体の定めた金額、入っていない園は園によって異なる(公立と私立で異なる)
幼稚園は未就学児の教育を行う場所で、文部科学省の管轄です。
決められた年齢になれば入園することができます。
- 保育時間は9時〜14時くらいまで
- 先生の免許は幼稚園教諭免許状
幼稚園は学校教育法であり、「幼児の心身の発達を助長すること」を目的としています。
椅子に座って先生の話を聞く、読み書きを習うなどのカリキュラム(教育課程)を実施している園が多く、園によって教育方針が大きく異なります。
保育園の場合
- 【所轄】厚生労働省
- 【目的】保育に欠ける乳幼児を保育すること
- 【対象】保育に欠ける乳幼児(0歳〜就学前)
- 【保育時間】8〜11時間(原則11時間開所)
- 【手続き】各自治体の役所
- 【費用】世帯の課税状況によって異なる
保育園は保護者に代わって乳児や幼児を預かる場所で、厚生労働省の管轄です。
- 保育時間は7時30分〜18時くらいまで
- 先生の免許は保育士資格証明書
保育園は児童福祉法で「保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児や幼児を保育すること」を目的としています。
そのため、基本的な生活習慣や集団生活での社会性を身につけることを重点に置いています。
幼稚園と保育園の大きな違いは「保護者の事情によって保育に欠ける状態であるかどうか」です!
最近では幼稚園の「延長保育」の導入や保育園の「教育」の導入、認定こども園の増加により、幼稚園と保育園の違いは徐々になくなりつつあります。
幼稚園と保育園どっちを選べばいいの?
幼稚園に通うか保育園に通うかは「家庭状況」や「教育方針」で選ぶことをお勧めします。
幼稚園も保育園も独自のカリキュラム(教育課程)を採用している園が増えてきたことにより、学力の面では大きな差はありません。
幼稚園・保育園それぞれのメリットとデメリットをまとめたので、どちらにするか迷った際の参考にしてみてください。
幼稚園のメリット・デメリット
- きちんとした規律を教えてもらえる
- 降園後の時間にゆとりがある
- 放課後に習い事ができる
- ママ友や友達と交流できる
- 教育プログラムが充実している
- 施設が充実している
- 家庭ごとに合った園が選べる
- 保育料が一律(現在は公立の場合ほとんどの園で保育料は無償化)
- 入園金がかかる(私立の場合)
- 私立だと特に経済的負担が大きい
- 親が参加する行事が多い
- ママが長時間働くことが難しい
- 他の保護者との交流が多いためトラブルが起きる場合がある
うちは3人とも公立の幼稚園でした。
ちょっと特殊な環境だったもので転園が何度かあり、長男は2つの幼稚園、次男は3つの幼稚園(毎年転園)、長女は1つの幼稚園と人より多くの幼稚園生活を経験しています。
どの幼稚園も共通して言えたのは「先生の話はきちんと座って先生の目を見て聞く」ということや、お絵描きの時間を設けることで机に向かう姿勢を作り「小学校へ上がる前の準備」をカリキュラム(教育課程)として採用していました。
他にも園によっては「より自然との触れ合いを大切にしているところ」もありましたし、「子ども同士で話し合いをしてみんなが納得して解決するまで待つ」など、子どもの成長を促す独自の取り組みをしている幼稚園もありました。
年長さんともなると、やはり整列も話を聞く態度もきちんとしている子が多い印象です。
そして通った幼稚園は3園とも外遊びや自然と触れ合うことを大事にしているところだったので、元気いっぱいに駆け回って遊ぶ時間、教室で静かに物事に取り組む時間、食べ物や植物を育てて収穫時にはどう活用するかを学ぶ時間の3つの時間が上手に分配されていた感じでした。
幼稚園は毎日給食がでるところ、毎日お弁当のところ、決まった曜日だけ給食が出るところ、など園によってお弁当の準備負担のかかり方が変わってきます。
毎日の昼食の負担なども考慮して幼稚園選びをするといいかもですね!
保育園のメリット・デメリット
- 保育のプロと一緒に子育てできる
- トイレや食事などの基本的な生活習慣を教えてもらえる
- 家族以外の人と長時間交流するため社交的になりやすい
- 幅広い年齢の子どもと交流できる
- 身の回りのことをできるようになるのが早い
- 2人目は保育料が半額になる(3人目は無償化のところが多い)
- 経済的負担が少ない
- 園を選ぶことができない
- 子どもと過ごす時間が短くなる
- 長時間保育のため子どもが我慢する時間が長い
- ママ同時の交流が少ない
- 病気をよくもらう
- 習い事に通う時間を確保するのが難しい
以前住んでいた家の目の前が保育園で、保育園児の様子を毎日目にしていました。
園庭で遊んでいるときはみんな元気に走り回り、1・2歳くらいの子どもから6歳くらいまでの子供たちが一緒に遊んでいました。
大きい子が小さい子の様子を気にかけているところなどもよく伺えます。
周りの保育園に通っている子は、同じ年齢の子と比べて身の回りのことを一通りできるようになるのが早いです。
え、もうそんなことまで出来んの?!うちの子まだ全然できひんで!と驚くくらいです。笑
0歳児のクラスから通っている子だと、特に自立心の芽生えが早いように感じました。
保育園での最大のデメリットと言えば、やはり自分で園を選べないということですよね。
保育園不足はまだまだ解消されておらず、希望の園に申し込みはできるけど、必ずしも第一希望の保育園に入れるとは限りません。
人気の園はそれだけ倍率も高く、共働き家庭が多い近年では保育園自体に入ることも難しく、待機児童問題も常に悩みの種です。
うちも長女が3歳のときに保育園を申し込みましたが落選…。
その後2年保育で幼稚園に通いました。
幼稚園と保育園は家庭状況で決める
いかがでしたか?
幼稚園と保育園の違いは「保護者の事情によって保育に欠けるかどうか」です。
延長保育のある幼稚園を選べば、子どもが幼稚園に通っていてもママがある程度の時間働くことはできます。
しかし開園時間が保育園に比べて遅く、延長保育も長いところで17時までと保育時間にも限りがあるので、長時間勤務は難しくなります。
働きたくても働いていないと保育園に入れないのが現状なので、これから働くというママは延長保育のある幼稚園を選ぶ方がいいかもしれませんね。
最近では幼稚園でも保育園でも教育内容や成長に大きな差はないので、家庭の生活スタイルに合った園をえらぶことをおすすめします。
それではまた。
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