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【出産体験談】出産の痛みはどれくらい?3人出産した私の場合
どうも、3児ママのおつま(@otsuma_cm)です。
出産の時って「ものすごく痛い!」というのをよく耳にしますよね。
鼻からスイカを出す感じというのが、一番よく聞く陣痛&出産の例えではないでしょうか?
出産時の陣痛の痛みについては人それぞれなのですが、今回は3人出産した私の場合をお話ししていきます。
これから出産を控えているママさんの心構えになればいいなと思います。笑
初産のときは子宮口が開かず会陰切開
1人目である長男を出産したのは21歳の時です。
微弱陣痛がきてから約12時間後に出産しました。
私は学生時代から月経痛がひどく、痛みには慣れもあり強い方でした。
なので本陣痛がきても特に叫ぶことなどもなく「痛い…」と思いながらも我慢できましたし、痛みが引いている間はお喋りもしていました。
さすがに陣痛間隔が3分を切ると「出る!産みたい!」となって先生を呼んでもらっていざ出産へ。
大変なのはここからで、陣痛の間隔は1分を切っているのに子宮口が7cmから一向に開かず。
夕方16時に微弱陣痛が始まって時刻はすでに朝の4時、眠さもピークに達していました。
陣痛がおさまる一瞬の時間で気絶するように眠り、陣痛がきて再び起きるというのを何度か繰り返したのち、子宮口が7cm以上開かないのでこのままでは赤ちゃんも苦しいと会陰切開をすることに。
前後1ヶ所ずつ切った感覚だけがあり、陣痛の痛みもあって「切ったんだな〜」くらいで会陰切開による痛みは全くありませんでした。
その後も赤ちゃんの頭が出かかったり引っ込んだりするのを感じながら、最後はほぼ睡魔との戦いでなんとかいきんで無事出産。
生まれたばかりの長男は先生や助産師さん、おっと君(立ち会い)も私も驚くほど綺麗な顔の赤ちゃんでとても感動しました。
会陰切開はしたものの、安産だったそうです。
大変なのは出産よりも出産後だった
長男を無事出産、しかし大変なのはここからでした。
会陰切開をしたことにより痔が併発し、座るのも動くのも切開部分(特にお尻)が激痛で悲鳴ものでした。笑
出産時は普通に静かなお産で、赤ちゃんを産んだ後は今までの陣痛の痛みが嘘だったかのようにピタッとなくなりました。
しかし会陰切開の痛みは何日も続くのでたまったもんじゃりません。
産後の入院中は授乳をしに授乳室へいくのも一苦労で、退院してからもしばらくはお尻の痛みに悩まされました。
ここで少し2人目ができた時、また切ることになったら…と次の出産が怖くなったのを覚えています。
2人目の出産は初産の体験が嘘のように思えた
長男出産後「また会陰切開とかなったら怖いな…」と思っていたにも関わらず、1年後に妊娠。
初産から2年後の23歳の時に2回目の出産をしました。
初産のときの会陰切開に恐怖を覚えているため怖かったのですが、1度陣痛も経験しているためか痛みが強くなってきても「まだまだいける!」と心にも余裕が出てきていたので、少し産院で寝ることにしました。
助産師さんに「だいぶ強い陣痛きてるけど」と言われて診てもらったら子宮口が全開になっていたので、「そろそろ産みましょうか」と言われ分娩台へ。
おっと君(主人)とも、もう全開になったから産んでもいいねんて〜なんて普通に会話していました。笑
そして分娩台に移り、おっと君と喋りながら助産師さんが何かしたなぁと思ったらポンっと破水。
「え?破水させたんや〜」とか言っておっと君と笑っていると陣痛がきて、1回いきんだら「はい生まれたよ〜」と言われあっさり出産。
出産所要時間はわずか5分足らず。
生まれた次男は「これぞ赤ちゃん!」って感じのおさるさんでした。笑
2回目の出産は1回目の出産の時が嘘のように、陣痛の痛みも余裕で耐えられ出産後もすぐに元気に走り回ることができました。(産後は私みたいに走り回ってはいけませんよ笑)
3回目の出産で我慢できることを知った
次男出産後からさらに2年後、25歳の時に3回目の出産を経験し、待望の女の子である長女が生まれました。
3回目ともなると「嫌やな…」と思うことは産後の縫合くらいでした。
そして3度目の出産で「産むのはある程度我慢できる」という新たな発見がありました。
産むのを我慢した理由
陣痛が来ないうちに破水をしてしまい病院へ行ったのはいいのですが、破水後に陣痛がやってきたものの、長男と次男の行動に気を取られてしまい陣痛が微弱に。
「これはまだ微弱陣痛だから生まれそうにないね」と家族には1回家へと帰ってもらうことにしました。
しかし、わずか1時間後には子宮口が全開に。
ついさっき帰ってもらったばかりですが、長男・次男の時に立ち会いをしていたおっと君は今回も立ち会いの予定。
しかも念願の女の子の出産です。
ですが3人目ともなると子宮口が全開になってから生まれるまでの所要時間は数分。
すぐおっと君に電話して「もう生まれるから今すぐきて!」と言うものの、すでに赤ちゃんは出かかっている状態でした。笑
自宅から産院までは自転車を飛ばしても約10分なので「もしかして間に合わん?!」と助産師さんに聞いたら…。
お母さんは辛いけど、旦那さん待つんやったら足閉じたら赤ちゃん出てこないよ。
足、閉じました。笑
でも赤ちゃんは出てこようとしているので、さすがに10分ちょっとも我慢できず、おっと君の到着前に出産することを決意。
そして長女を出産する瞬間に分娩室の扉が勢いよく開かれました。
3回目の出産は最も記憶に残るものだった
立ち会い出産はというと、旦那さんは産婦さんの頭側に立ちます。
出産というものは実際はかなりグロテスクなものだそうで、男の人には見せられないという理由で旦那さんは出産シーンを直に見ることはできません。
しかし今回はおっと君の到着と同時に出産、分娩室の扉は足側なので、おっと君は長女が生まれる瞬間を直に見てしまいました。
あの光景は一生忘れられないと、おっと君は今も言っています。
扉の開閉音とともに長女の産声が響き渡り、出産シーンを直に見て分娩室に入らずにそのまま扉を静かに閉めたおっと君の姿を今でも覚えています。笑
出産を我慢したり、おっと君が出産シーンを目の当たりにしたりと、3回目の出産は私たち夫婦にとって最も記憶に残る出産となりました。
そして3回目の出産では産後の縫合もなく、後陣痛もかなり軽かったです。
可愛い我が子を見ると痛みもぶっ飛ぶ
私は3回出産を経験しましたが、同じものは1つもありませんでした。
陣痛の痛さも、出産までの長さも、産後の体調も、どれも違うものでした。
陣痛はやっぱり痛いですが、耐えられないほどの痛みではありません。
赤ちゃんも出てこようと頑張っているので、世のママは痛みに耐えられるんだと思います。
実際、出産前は「早く会いたい」、出産中は「早く出したい」ですけどね笑
なにより、生まれた瞬間に陣痛の痛みが嘘のようにピタッと消えます。
可愛い我が子を見ると、もうさっきまでの痛みも忘れて「もう1人いけるな」となるほどです。笑
個人的には産後の縫合の方が痛いと思います。
麻酔はしてくれるけど完全に効かないうちに縫合されるし、もう陣痛も終わってるのでまず麻酔する時が痛い。笑
昔は抜糸が痛かったと聞きますが、今は溶ける糸での縫合が主流のため、ほとんどの場合で抜糸の必要はありません。
これから出産するママさんへ
出産時の陣痛の痛みや感じ方は人それぞれです。
私は3人とも自然分娩でしたが、自然分娩・帝王切開問わず、出産を経験したママが共通して言えることは「赤ちゃんを見ると痛みなんて忘れる」だと思います。
だから2人目、3人目…と産むことができるのかもしれませんね。
今回は私の出産体験談をお話しさせていただきましたが、これから出産を控えているママさん!
頑張ってくださいね!可愛い赤ちゃんに会えますよ♫
それではまた。
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